こんにちは、皐(@satsuki_muzine)と申します!
2023年も残るところ1ヶ月ですね!
音楽についても、続々と2023年を振り返るプレイリストが配信されたり、
2023年を総括する音楽特番が放送され始めています。
そんな年の瀬にちなんで今回は、年間約5,000曲700h以上音楽を聴く私が、
自己紹介を兼ねて2023年のおすすめ音楽ランキング
TOP25〜21を紹介したいと思います!
この記事はこんな方におすすめ!
(忙しい人はこちら!)本日のセットリスト
25. 春の嵐 – yonige
- 日常の“停滞”、“物足りなさ”、“諦め”に共感し、肯定してくれる歌詞
- “停滞”と“葛藤”をリアリスティックに表現する牛丸ありささんの歌声と、
展開に合わせて変化する楽器構成
24. RIDE ON WEEKEND – 竹内アンナ
- 歌詞・楽曲の完成度から分かる竹内アンナさんの多彩さ
- ウキウキして、自然に体が横ノリするハイハットのリズムやトランペットの音色
23. Actor – LUCKY TAPES
- 令和のシティポップシーンを牽引する1曲
- 情けなさや葛藤すらも楽しむような、ブラスバンドチックな音楽とVo 高橋海さんの甘い歌声
22. スロウナイト – 蒼山幸子
- ワカコ酒と蒼山さんの共通点によって表現される、静かに人生を謳歌することへの解像度の高さ
- 楽曲のアクセントとなっている泡のような音の耳心地の良さ
21. My Way – 藤原さくら
- アルバムの1曲目から英語詞!?「わたしの道」や楽曲の世界観に一気に引き込む構成
- ギター、ピアノ、ビブラフォンなどたくさんの楽器やボーカルからなる温かみ、きらきら感、軽やかさ、それでいて力強さ
25位 春の嵐 – yonige
- 日常の“停滞”、“物足りなさ”、“諦め”に共感し、肯定してくれる歌詞
- “停滞”と“葛藤”をリアリスティックに表現する牛丸ありささんの歌声と、
展開に合わせて変化する楽器構成
2人組ガールズバンド yonigeから、
2018年にリリースされたアルバム「HOUSE」に収録されている「春の嵐」ご紹介します。
みなさんは今過ごしている環境や生活に、言葉ではなんとも表現しがたいような、
ぼやっとした“不満”のようなものを感じることはないでしょうか?
あの人のようにもっと上手くできたら、
あのブロガーのように自分のやりたいことをやって生きていけたら、
あの俳優のようにイケメンで優しくてお金も持ってたら、、
(ちょっと極論かもしれませんが笑)
yonigeは、特別でもなんでもない、とりとめもない日常や恋愛について
“停滞”や“物足りなさ”、“諦め”を表現するスペシャリストだと思っています。
“停滞”、“物足りなさ”、“諦め”を、間接的な表現で、でも的確に表現する歌詞
この音楽の世界観を力強く、かつリアリスティックに歌い上げるVo. 牛丸ありささんの歌声
音楽の主人公の心情を表現するように、展開に合わせて変化していく楽器構成
ぜひ聴いてみてください。
24位 RIDE ON WEEKEND – 竹内アンナ
- 歌詞・楽曲の完成度から分かる竹内アンナさんの多彩さ
- ウキウキして、自然に体が横ノリするハイハットのリズムやトランペットの音色
みなさんは、竹内アンナさんをご存じでしょうか?
私はシティポップやHIPHOPテイストの楽曲に興味を持ち始めた頃、
運命的なタイミングで竹内アンナさんを知ることができたのですが
「え!?この完成度の高さで21歳!?」
一概に年齢で語るのは良くないのですが、こうも言ってしまうほど天才的すぎて!
今すぐ誰かに教えてあげなきゃ!と思うほど、竹内アンナさんの楽曲から衝撃を受けました。
今回ご紹介する「RIDE ON WEEKEND」という曲は、
有村架純さん主演のWOW WOWオリジナルドラマ「有村架純の撮休」の主題歌です。
ドラマの内容は題名の通り、有村架純さんの休日をフィクションとして描いたものですが、
このドラマの世界観を支え、エンディングまで余韻を味合わせてくれるのが
「RIDE ON WEEKEND」でした。
「ありのままの自分」でいられるから休日って素敵なんだろうなあ。そんな優しい余韻に包まれながら大切に曲を書き上げました。
竹内アンナ(Real Soundインタビュー記事より)
竹内アンナさんがご自身で語られているように、
楽曲の土台となるドラム、その中でもハイハットの音から休日を満喫するウキウキとした高揚感を感じ、
トランペットからは幸せな時間・空間にいる浮遊感や、その余韻を感じることができます!
28位 Actor – LUCKY TAPES
- 令和のシティポップシーンを牽引する1曲
- 情けなさや葛藤すらも楽しむような、ブラスバンドチックな音楽とVo 高橋海さんの甘い歌声
男性3人組バンドLUCKY TAPESが2019年に発表した「Actor」をご紹介します。
名は体をあらわすとよく言われますが、
LUCKY TAPESもそのバンド名のように、近年のシティポップ大ブームを牽引するような、
メロディカルかつオシャレな音楽が魅力なアーティストです。
(居酒屋でオシャレっぽいからという理由で決めたバンド名らしいですが笑)
2019年にリリースされた「Actor」は、
日常の中にある自分の情けなさや葛藤すらも楽しんでいこうよ、と
ブラスバンドチックな音楽と甘い歌声でどこか楽しげに表現してくれています。
実は、Vo 高橋海さんがご自信のひねくれやマイペースをそのまま歌にしたそう。
歌詞はもちろんのこと、ぜひ歌声や演奏に集中して聴いてみてください!
22位 スロウナイト – 蒼山幸子
- ワカコ酒と蒼山さんの共通点によって表現される、静かに人生を謳歌することへの解像度の高さ
- 楽曲のアクセントとなっている泡のような音の耳心地の良さ
「スロウナイト」はBSテレ東 ドラマ「ワカコ酒 Season5」オープニングテーマで、
ガールズバンド ねごとのボーカルである蒼山幸子さんが、
バンド解散後に初めて制作されたという曲です。
ねごとというバンドとしての楽曲とソロとしての楽曲とでは
制作の際に意識する目的が少し異なるとのことで、
ソロとして制作した楽曲には、蒼山さんご自身の体験談や
パーソナリティが反映されているとのことです。
ワカコ酒は主人公であるOL 村崎ワカコがお酒と美味しいご飯を一人で静かに楽しみ、
人生を謳歌するという内容ですが、
こういうマイペースで静かな楽しみ方は蒼山さんご自身とも共通する点とのことで
人生を静かに謳歌することに対する解像度の高さが
「スロウナイト」という楽曲に表れていると感じました!
私がみなさんに聴いていただきたいポイントは、
楽曲中いたる所でアクセントになっている、水の泡のようなプクプクという音です。
ワカコ酒のOPであるということや、歌詞にもある“ネオンライト”という言葉から、
この泡の音はお酒の炭酸が弾ける音をイメージしているのかなと思ったり。
また、ほろ酔いでどこか夢見心地な気分であることも演出しているのかな、と思ったりもしました。
泡の音が楽曲の終盤にかけて増えていくところは
ぜひヘッドホンで聴いて、弾ける音を耳で感じてみてください!
21位 My Way – 藤原さくら
- アルバムの1曲目から英語詞!?「わたしの道」や楽曲の世界観に一気に引き込む構成
- ギター、ピアノ、ビブラフォンなどたくさんの楽器やボーカルからなる温かみ、きらきら感、軽やかさ、それでいて力強さ
最後にシンガーソングライター 藤原さくらさんの2nd フルアルバム「PLAY」から
「My Way」をご紹介します。
藤原さくらさんの「PLAY」は、私の音楽人生を大きく変え、
より沼(笑)に引き込んでくれた、とても思い出深いアルバムです!
(語り始めるととーっても長くなってしまうので、後日別記事でご紹介させてください。)
藤原さくらさんの初期の音楽は、
ルーツであるブラックミュージックやカントリーミュージックの影響が大きく、
リズミカルさや流暢さを重視した英語詞の楽曲が多いです。
一方ドラマの主演を経たことで、より多くの方に楽曲を聴いて欲しいという思いから、
「PLAY」は12曲中10曲を日本語詞の曲にしたそうです。
そんな割合の中で、アルバムの1曲目に選んだのが英語詞である「My Way」
「My Way」というタイトルにも通じますが、
「わたしはこういうやり方だよ!」とリスナーに感じ取ってもらう意図での選曲だそうです。
そして「My Way」の音楽面の話ですが、
たくさんの楽器と、藤原さくらさんの特徴であるスモーキーかつ伸びやかな歌声
これらの要素からなる世界観に一気に引き込まれ、
豊かな音像が耳に楽しい楽曲になっています!
エフェクトがかったギター、リズミカルで軽快なハイハット、
ギターと交互にメロディを担当するビブラフォン、きらびやかさやメロディカルさを演出するピアノ
ボーカルは場面によって表現が使い分けられており、
落ち着きのあるAメロから、リズミカルなBメロ、一気に高音が伸びて「わたしの道」を表現するサビ
演奏と歌が一体になった音像を楽しむという音楽の味わい方を教えてくれる、
とても味わい深い1曲です。
どんなヘッドホン/イヤホンで音楽を聴いているの?
私は、音楽を聴きたい場面によって↓のヘッドホンやイヤホンを使い分けています!
誰かと一緒に住まれている方、
賃貸に住んでいる学生さん、
AVアンプやスピーカは敷居が高いと思っている方、等々
音楽をより楽しみたいと考えているみなさんに、
自信を持っておすすめできるヘッドホン/イヤホンです!
(商品紹介は別途記事を書こうと思います)
まとめ
私の、2023年おすすめ音楽TOP25〜21のご紹介でした!
25. 春の嵐 – yonige
- 日常の“停滞”、“物足りなさ”、“諦め”に共感し、肯定してくれる歌詞
- “停滞”と“葛藤”をリアリスティックに表現する牛丸ありささんの歌声と、
展開に合わせて変化する楽器構成
24. RIDE ON WEEKEND – 竹内アンナ
- 歌詞・楽曲の完成度から分かる竹内アンナさんの多彩さ
- ウキウキして、自然に体が横ノリするハイハットのリズムやトランペットの音色
23. Actor – LUCKY TAPES
- 令和のシティポップシーンを牽引する1曲
- 情けなさや葛藤すらも楽しむような、ブラスバンドチックな音楽とVo 高橋海さんの甘い歌声
22. スロウナイト – 蒼山幸子
- ワカコ酒と蒼山さんの共通点によって表現される、静かに人生を謳歌することへの解像度の高さ
- 楽曲のアクセントとなっている泡のような音の耳心地の良さ
21. My Way – 藤原さくら
- アルバムの1曲目から英語詞!?「わたしの道」や楽曲の世界観に一気に引き込む構成
- ギター、ピアノ、ビブラフォンなどたくさんの楽器やボーカルからなる温かみ、きらきら感、軽やかさ、それでいて力強さ
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